しがみついている小山担が小山さんに対して思うこと

最初に、この記事は特定の誰かを中傷したり、批判する意図は御座いません。NEWSと小山慶一郎さんを応援していた1人のファンの意見として捉えて下さると幸いです。

前置きとして色々書きたいことは有りますが、まず、私はきっと2017年の2月22日を一生忘れません。

あの日、小山慶一郎さんが、某アイドルグループの年下の女の子との交際を裏付けされるような写真がその女の子のInstagramから多数見付かり、確実に言い逃れが出来ない程の証拠となってしまった、すべてのきっかけの日。(このブログでは小山慶一郎さんと太田希望さんの交際を「交際疑惑の出た翌日の公演を太田希望さんが休演し、その後所属していたグループから解雇されたことから」疑惑ではなく確実としたものとして話を進めています。ご了承ください。)

最初に言っておきますが、私は基本的には、アイドルは恋愛をしても構わない、むしろしないと勿体ないとさえ思っています。だって、あんなにキラキラしていて格好いいんですから。

……ですが、今回の小山慶一郎さんの交際発覚のパターンでは、私の考えうる限り、最悪の形でした。何故なら「女の子側だけではなく、小山慶一郎さん本人からも交際の証拠となるような写真や言動」いわゆる『匂わせ』が行われていたからです。

他Gの話を出すのは申し訳ないのですが、これ以前にもジャニーズアイドルは『SNSでの女性側からの匂わせ』により交際していることが発覚することが数度有りました。でも、それらの殆どはジャニーズのタレント側からの匂わせが行われていたわけではなく、女性側の「一方的な」匂わせ行為で、今回の小山さんの件のように「男側からも匂わせる」ということは無かった。つまり『女性側の匂わせを放っておいたプロ意識の低さを責められる事はあれど、本人は隠そうという努力をしていた』んです。

私は12月24日のおしゃれイズムを観ながら「江戸切子のグラスを赤と青のペアで買ったり、自宅の机の大きさと椅子の数があきらかに一人暮らしとしては可笑しいな〜。彼女が居ないとは思ってないけど、もう少し気を配った方が良かったんじゃないかな。」と思ったことを覚えています。

それが数ヵ月後、太田希望さんのInstagramで小山さんが自宅公開の際に並べていたグラスと全く同じものが見つかり、更に彼が使用していたサングラス、鞄、靴などと一致するものも、更にはお揃いの水着を着た写真まで見付かってしまいました。それに、今まで疑問に思っていてもスルーしていた点が全部繋がってしまうんですよ。「あの時、雑誌で母親と友人とお参りに行ったって話、変だなと思ってたけど彼女だったんだ」だとか、「もしかしてあの時のアレも?」って、『雑誌を購入して読んでいた事柄が実は彼女との出来事だった』のが分かる瞬間ってすごい遣る瀬無い気持ちになるんですね。


私はこの時、彼はこのツアー前のグループとして大事な時期に何をやっているんだろう、プロとして、自分の交際している女性のSNSの管理くらいはして欲しかったし、何より自分からも証拠となるような事をしているなんてもってのほかだ。と思い、悲しくなりました。自分の商品価値を自分から下げるような事をして欲しくなかったんです。

それでも、私の好きな小山慶一郎さんならきっと、ファンのことやグループの事を考えて、メンバー愛かなにかで「心配させてごめんね」や「お騒がせしています」の一言くらいは貰えると思っていました。(以前手越さんが週刊誌に載った際、彼の性格もあるでしょうがringでファンに向けての言葉を更新した為)

ですが、彼の更新したブログには「男友達といっぱい喋ってすーーーーっきりした!」と書かれていました。私達ファンが過敏になりすぎているところは有ると思いますが、少なくとも私は『お前らが騒いで大変だったけど友達に愚痴ってすっきりしました!!!お前らのことなんか気にしてません!!』と言われているように感じてしまった。大好きで、応援している人に切り捨てられたとすら感じてしまったんです。

悲しみと呆れと怒りと困惑と、色々な感情が綯交ぜになり、その感情のままに、Twitterで思っていることを発信しました。そうしたら、まだ小山さんのことを信じている人たちから同じ様に悲しんで小山さんについて意見を言ってる人達に対してこう言われていたんです「アンチ」「そんな事言うならファンをやめろ」「本当のファンじゃない」と。


私は少なくとも彼のアンチでもなければ、NEWSのアンチでもないです。ファンクラブは複数の名義で入っていますし、CDも円盤も、初回と通常は必ず、余裕があればもっと沢山買っています。それは私に、ファンにいつも幸せをくれる彼らが少しでも有名になれるように、彼らの望む未来に少しでも近付けるようにと思っていたからなんですよ。それなのにファンからは煙たがられて、自担には雑誌で「今はそのままの俺を好きだと言ってくれる人だけでいい」って書かれました。端的に言うなら『今の俺に文句が有るならさようなら』ってことだと思うんですよ、これ。私が彼を好きで純粋に応援していた気持ちすら要らないと言われたように感じました。


それ以降、彼のことがどんどん分からなくなりました。分からなくなったという言い方は適切では無いですね、どちらかと言うと『彼の発言が嘘か本当か分からなくなった』『彼の発言について必要以上に過敏になった』と形容した方が正しいかも知れません。彼の発言が、全部、全部引っ掛かってしまうんです。少年倶楽部プレミアムで冗談とはいえ『グループをやめるぞ』と発言したこと。その時は、笑ってそういう冗談が言えるようになったのは乗り越えた証拠、と思うようにしていましたが、やっぱり悲しくて。誰よりもグループを愛していると公言した彼に、冗談でもそんなことを言って欲しくなかった。

あとは、彼のキャスター活動についてですね。私は『NEWSの小山慶一郎』を語る上で、彼のキャスター活動は外せないもの、それほど彼にとって大事なものだと思っています。実際、始めた当初は右も左も分からなかった中で相当努力をしたであろうことは伺えますし、今はコンスタントに週に4日を報道に携わっていることからして彼の努力の結果だと思います。私は小山さんがびしっとしたスーツを着て、報道に対して真剣に向き合っている姿が、原稿に書き込んで、原稿をしっかり読み込んで、私たちに伝えてくれている姿が好きでした。誇りでした。そして、『僕はこの活動をNEWSに還元します』と言ってくれていたので、いつも安心していました。


でも、実際はどうでしょう。
平日の昼間から夜に掛けての時間が実質すべて日テレで過ごさなければいけないので、4人のロケに行きにくい。4人のロケに行きにくいし収録時間も大幅に限られてきてしまうから四人の冠番組がやりにくい。(あくまでやりにくい程度、冠番組に関しては他にも問題があるでしょうしここでは触れません。)キャスターを頑張っていてもNEWS every.は関東ローカルなのでそもそも観れない地域の人が多い。

…これらのことから、私はそこまでグループに還元できているとは言いきれないと思うんです。コンサートでキャスターの話をしている時に、『いや、こっちの地域観れないからわかんない』と、白けた気持ちになっている人がいるのも小山さんは知っていますか?なによりも、最近、特に2016年はキャスターとしてテレビに出演する事が多かったせいなのか『キャスターなのかアイドルなのか分からない』と、言っている姿を何度もテレビで観ていました。

正直、その言葉はあまり好きではないんです、だって、小山慶一郎さんは紛れもなくジャニーズ事務所に所属しているアイドルで、ジャニーズだから今キャスターをやらせていただいている身なのだから。でも、小山さんは先日の成功の遺伝子で『キャスターとして被災地へ行った時、NEWSのCDを持って逃げた人がいて、アイドルもちゃんと頑張らなきゃなって思いました』というニュアンスのことを言っていましたよね、

『アイドル”も”ちゃんと”頑張らなきゃな”』って、なんですか?まるで、まるでキャスターばっかり頑張っていてアイドルを蔑ろにしているような発言とも取れるし、実際わたしはそう解釈してとても悔しかったし、悲しかった。あなたの中でどんどんアイドルよりもキャスターに比重が傾いている現実が嫌だった。更にそのあと上田さんが『今までアイドルは腰掛けでやってたのか!?』と突っ込んだ時、小山さんは否定をしなかった。『違いますよ』とも言わなかったし、首を振ることさえしなかった。アイドルの小山慶一郎さんを応援してきた身としては、言葉に出来ないほどショックです。そう思いながら過去の雑誌を読むと、見事にevery.の、キャスターの話題ばっかりで、自分のキャラ付けもあるとは思うんですが、アイドルよりもキャスターをやりたいのかなと思ってしまいました。


それから、小山慶一郎さんに対する真偽不明の情報を拡散する目的のアカウントが増えましたね。私はあそこから発信されている情報は画像や音声などではない限りほぼ信じていません、でも『有り得るかも』と思ってしまう自分もいるんです。もう、『小山さんはそんな人じゃない』って、胸を張って言えないところまで来てしまったんですよ。

元から今のイメージのような『真面目で優しいリーダー』だとは思っていませんでしたし、私の好きなところはそこでは無かったけれど、旅館貸切の音声やABOを歌っている音声を聴いたら、なんと言いますか、私が応援していた『アイドルという偶像としての小山慶一郎』さんと『本当の小山慶一郎』さんとしてのギャップが凄くて。遊んでいるのが嫌なのではなくて、少なくとも「隠しておいてくれればいい」、これに尽きるんですよ。でも彼はそれが出来なかった。それをしてくれなかった。彼はアイドルでは居てくれなかった。


……これは私がアイドルに求める標準が高いだけかも知れませんが。少なくともコンサートで「愛してるぜ」だとか「みんなのダーリン」と言うのなら、少なくとも現場でその言葉を聞いてしらけた気持ちにさせるような事は起こして欲しくなかった。それだけです。


私は、正直小山慶一郎さんの担当を辞めたい気持ちがあります。でも、ずっと、2月22日から今日までずっと、結局降りれないまま、彼への不満を吐き出しながら、彼の事を信じる心が捨てられない馬鹿なファンなんです。本当に馬鹿だと思います。ぐだぐだ言うくらいならファンやめろよ、と思われるのも、わかります。でも、どうしてもアイドルの小山さんが好きなんです。メンバーに悪戯をされても怒らなくて、ファンに囲まれている時に心底幸せそうな顔で笑う小山さんが、まだ好きなんです。

小山慶一郎さん、どうか、はやく今回の事態を収束させて、ファンの子達を安心させてあげてください。今回の件で、私達以外のキラキラしたアイコンで盲目気味な若い人たちが「これは流石に信じられない」と言っているのを何度も見かけました、少なくともあなたから離れているファンは一定数居るんです。私は貴方の素敵な部分を沢山知っていたから、この状況が何より悔しいんです。どうか、お願いします。



2017/03/19 大幅追記。